おうちごはん
達観マリ【おうちごはん】
ソウルではじめて食べた
鶏の水炊きみたいな
タッカンマリ。
作ってみたいと思っても
タデギという唐辛子ペーストの
作り方がわかんない。
と思ったら
すぐ近くに作れる人がいた!
というわけで
タッカンマリはわたくしが仕込み
友人がタデギを仕込んで寝かせ
昨夜の
達観マリ会が開催できました!
京都朝掘りタケノコの到来もあり
皮をランプシェードにしたり
タケノコづくしの即興料理の連続で
それはもう楽しい一夜でした。
みんなの胃袋ひとまわり
大きくなっちゃったと思う笑。
さて、今週も頑張れそうです!
#おうちごはん
#ラルム社食
#タッカンマリ
#達観マリ
#みんな食べすぎ
#写真のコラージュはタマラドさん
花山椒のしゃぶしゃぶ【おうちごはん】
好きな色に囲まれるシアワセ【おうちごはん】
カール・ハンセンの新しいテーブル【おうちごはん】
今月よりお鍋休業宣言【おうちごはん】
梅雨の湿気で不快指数が高まっている今日このごろ、皆様いかがお過ごしですか?私はと言えば、秋ものの取材月間が始まり、全国行脚のシーズンを迎えている。企画→プレゼン→仕込み→取材→執筆→校正→訂正→入稿という制作サイクルが終わってしばらくすると、また次の制作サイクルが始まるので、要するに年がら年中気が抜けない商売である。それでも、ひとつの制作物が終わると数週間はひと息つけるので、その間に遊び倒す、というのが自然とマイルールになってしまった。当然ながら遊びの中には我が家でのごはん会も含まれており、制作サイクルの合間に「ごはん会」の予約がだだだだっと連続して入ってしまうのが常なのだ。なんだか本業が何なのかわからなくなっちゃうな。
我が家のごはん会でメインになる多くは「鍋」である。当然ながらホステスと調理の両方を私一人が担当することになるので、なるべくキッチンに籠らないようにしようと思うと、自然に鍋料理が多くなってしまった。という理由から、実は我が家には季節ごとの定番鍋が存在しているのだ。前菜をいっぱい並べて、さんざん食べて飲んだ後にメインの鍋となるので、はじめてのゲストにはおなかバランスが掴めずにかなりキツいようなのだけどね(苦笑)。
ただし、夏の間はエアコンをマックスにして部屋を冷やしても、狭い部屋に大人数が入って鍋をやると、まったくエアコンの冷却機能が追いつかなくなる。そんなわけで、これから10月までは鍋料理をお休みすることにしているのだ。毎年ひとつは新しい鍋料理レシピを仲間たちと一緒に開発したり研究したりしている(というか無理矢理食べさせている)ので、数ヶ月お鍋とお別れというのはちょっぴりさびしい気もするけど。ま、我慢しておきますか。
そんなわけで、昨年秋から今年の初夏までの鍋料理と、集ってくださった楽しい仲間たちの写真を一気にどどっとアップしちゃいます。写真を撮るのをすっかり忘れていたごはん会もいっぱいあったので、アップできなかった方々にはお詫び申し上げまする。
具材の写真しか残っていなかったけど、これは今年の冬に開発した新鍋メニュー!フランス・シャラン産の窒息鴨のしゃぶしゃぶ♥
エレガントなお肉が和風鍋に大変身。これは我ながら大成功でした。それにしても、私、しゃぶしゃぶ好きなんだなぁ・・・。
みんなと楽しく過ごした時間を思い出しながら、こうして写真をアップするのって楽しい作業です。夏の間のお鍋はちょっとお預けになるけれど、秋になったら、また遊びに来てくださいませ。わたくしは、しばし、お鍋の思い出に生きる女となりますゆえ。
老舗料亭・若旦那の視点とは?【おうちごはん】
今日で一月も終わりですね。この前、年が明けたと思ったらもう晦なんて、ホントに年をとると月日が流れるのは早いものだこと。来月はそれなりに仕事の予定が入っているので、ビビリ症の私は、今月中にプライベートの楽しみを済ませておこうという目論みで、毎週のごとく我が家でのごはん会を催している。この季節、我が家のごはん会の定番と言えば・・・なんといっても牡蠣のコンフィと丹波のしし鍋である。牡蠣の方はfacebookでアップして以降、私の周りでプチ流行していて、ご自分でお作りになるご仁がいらっしゃったりして嬉しい反響が。しし鍋の方は、写真で見ても美味しそうに見えないのでfbではアップせず。ただし、実際に口にした人々が、えも言われぬ脂身の芳香と深い味わいにうっとりとする表情を見ることが私の楽しみである。
そんなわけで、しし鍋会の2012バージョン第2回は、先週の土曜日におこなった。それが↑の写真である。左から、FM愛知・フレッシュアップアイの川本えこさん、花桔梗の伊藤さん、料亭か茂免の船橋さん、某局のかおりん、住宅ライターでお隣の福岡由美さん。この時の会の名前は「若旦那を囲む会」である。人気の和菓子店・花桔梗の若旦那、そして料亭・か茂免の若旦那が揃ったので、お二人を囲んでアラフォー女子がわいわいつつく(?)という会。話題が豊富な皆さんとの楽しい夜は更けていき、酔いが気持ち良くまわった頃、料亭の若旦那がご不浄にお立ちになった・・・のに、なかなか戻っていらっしゃらない。あれれ、どうしたのかな?と思った頃に、おもむろにリビングの扉を開けて、若旦那がおっしゃった。
●若旦那→「マリコさん、トイレ掃除しといたから」
● 私 →「へ????」
(皆さんがいらっしゃる前にお掃除してあるはずなんだけど、どっか汚れてたのかしら!!!)
●若旦那→「ほら、天井に排気口があるでしょ、あそこに埃が溜まってたから、ペーパーで拭って綺麗にしといたから。他が綺麗になってるのにあそこだけ埃が溜まってるっていうのがどうも気になっちゃって。細かいところが気になるA型だからさ〜ついつい便座の上に乗っかって掃除しちゃったんだよね〜」
● 私 →「ほへ?????天井に排気口なんてあったんだ・・・トイレで天井なんて見上げたことなかったから知らなかった・・・」
●若旦那→「ほへ?????排気口を知らなかったの????1ミリくらいの埃が溜まってたよ」
● 私 →「い、い、いちミリ・・・・」
(多分気づかって1ミリとおっしゃってるけど、多分2ミリだったと思われる)
まぁそういうわけで、料亭の若旦那らしい細かな視点により、我が家のお恥ずかしい失態がさらされたのである。お料理は好きだけどお掃除は得意ではなく、できればやりたくないというのがホンネの私。時々お客様をお招きすることで無理矢理でもお掃除することになるので、なんとかギリギリの清潔さが保たれているようなものだ。
それにしても普段からお客様をお迎えしている料亭の若旦那というのは、本当に細かなところまで行き届いた視点を持っているものだなぁと感心した。ご本人は気をつかって血液型のせいにしてたけど、血液型とは関係がないんじゃないかな。長年蓄積された職業病のようなものじゃないだろうか。料亭は日本の芸術や文化の生きた美術館のようなものだから、料理だけではもちろんダメで、器、軸、花、美術品、建物そのものの意匠性、すべてにおいて、磨き抜かれていなければならない。そういう中で過ごしていれば自然に審美眼は鋭くなるし、視点も厳しくなるのでしょうね。そういう方を自宅にお招きすることの怖さを身をもって体験したわけだけど。これからも若旦那にはどんどん遊びに来ていただいて、いろんな所をお掃除していただこうと思っている。若旦那〜、またお掃除に来てくださいね〜!!!(こ〜なったら、ノー天気に徹する!)
ちなみにこの恥をさらした時の宴の様子は、お隣の由美さんがブログで紹介してくださっているので、そちらもよろしかったらご覧くださいませ。
よそ様宅の晩ご飯!【おうちごはん】
台風一過でいきなり涼しい名古屋の夜は、一年で一番美しいと言われるお月様を眺めてぼんやり思い出に浸っている。今年の仲秋の名月は満月ドンピシャということもあり、12月曜までは毎夜、こうしてお月様を眺めながら妄想と思い出にふけることになりそうだ。
さて、どんな思い出に浸っているかというと・・・はい、皆さんご想像の通りに美味しい食事のことでござる。というのは、7月と8月は、よそ様のお宅に招かれるという嬉しい出来事が続いたのであります。我が家でわいわい食事会をしている様子は時々このコラムでご紹介している通りなのだけど、なかなかご招待を受けるということが少ないものなのだ。今やホームパーティーばやりで、どこのご家庭でも週末は人が集って・・・みたいな記事がいろいろな方のブログに登場するのだけど、私自身はよそのお宅にお呼ばれすることがホントに少ないのだ。なぜかしら?
自宅にお招きすることの方が圧倒的に多い私は、招く側の気持ちがちょっとはわかるつもりでいる。だから、私がよそ様宅にお邪魔する時に気をつけていることをちょっと書いておこうかと思う。
1. 時間よりも5〜10分遅れていく。→招く方は準備がぎりぎりになって焦っているものなので早めにお邪魔するのは絶対にNG。以前に「早めについちゃった」といらっしゃり、めっちゃ困ったことがあります。
2. 事前に持参した方がいい物があれば伺って用意する。何もないと言われたら飲み物を持って行く。→飲み物はその時に飲まなくても差し上げられるから。
3. 食器などは片付けずホストに任せる。→招いた側はゲストに気づかいさせたくないので、片付けされるとかえって気になってしまうものなのです。
4. 徹底して招かれた側を楽しむ。→上記の理由と一緒で、洗い物しましょうかと言わない方が無難です。最悪なのは、片付けていて食器を割ってしまうこと。私も以前、片付けを手伝ってくれた人が大事にしていた食器を割ってしまったことがあり、お互いに申し訳なく思って疲れちゃいました。
5. 引き際はほどほどの時間に。→自宅でパーティーをした後は、片付けやら掃除に時間がかかります。翌日に持ち越す人もいるとは思うけど、一応、お店ではないので、遅くても23時までには引き上げます。(我が家の場合は、24時越えはざらにありますが、これについては皆さんどうぞお気になさらず)
ま、そんなことで、よそ様宅を訪問するチャンスはなかなかないので、上記のことをちゃんと守ってお邪魔した楽しい時の様子を、ここに御披露させていただく。
これは古い付き合いである名古屋在住フランス人のお宅で、
このお家のマダムの誕生日パーティー。
テーブルの上にはいろ〜んなお料理がずらりと並んでいたので
もうドキドキワクワク。(写真がぼけててすみません)
マダムのお誕生日なのにマダムの手作り料理なんてカッコいい!
これがメイン「子羊のハーブグリル」。
上の写真↑フランス人らしく徹底したホストぶり。
お肉の切り分けはご主人の役目なのです。
ここのお家はいつも、メインは絶対に肉料理。
やっぱりフランス人って肉食なのね。
こちらはゲストのIさん。いつものダンディぶりが、お着物姿でさらにバージョンアップ。白大島をお召しになって、かっこ良すぎるアラカン!です。(とてもアラカンには見えないですよね、内緒だけど)
これはまた別の日。友人であり仕事仲間の服部小百合嬢宅へ。ご主人は中国・吉林省のプリンス・つよし君。つよポンのお母さん(つまり小百合嬢の義母)が大の料理上手で(吉林省でおこなわれた二人の結婚式に参列した私は、そのお母さんの絶品手料理を食べさせてもらって大感激しているのだ)、小百合嬢ももともと料理上手だったため、小百合嬢の料理はかな〜りの進化を遂げていてビックリ!この日の晩餐は手によりをかけて作ってくれた中華料理オンパレード!小百合嬢がひたすら作る→わたしたちがひたすら食べて飲む→小百合嬢が作る→そして皆で食べる、というローテーションを何回やったことだろう。立ちっぱなし作りっぱなしの小百合嬢を誰も気づかうことなく、美味しい美味しいと連発していた。服部ちゃん、食べっぱなしでごめんね!(嬢って年じゃなかったね)
そしてこちらはまた別日。料理上手な旦那様とおもてなし上手な奥様のS先生宅。ここはデザイナーズハウスで、雑誌に登場するような素晴らしい設計のお宅である。
このボケボケ写真じゃ、ちょっとわからないかなぁ。
広々したリビングダイニングの中にアイランド式のキッチンがあって、
南側は全面ガラス。窓の外は一面、山の緑、という素晴らしい環境。
私たちは、リビングのソファに座ってゆったりシャンパンで食前酒。
Sドクターは汗をかきながら必死に料理。
この日の前半の山場。
なんとSドクターがお魚屋さんに特別オーダーした夏の魚たち。
お寿司屋さん???と思うほど新鮮なネタと質の良さでした。
この盛り方、祇園のあのお店に似てますよね〜。
デザートは奥様Hさんの手作りでメロンババロアでした。Hさんの趣味は磁器の絵付けで、このお皿はジノリのホワイトベッキオに植物画を描いたもの。お料理もHさんが描いた美しいお皿で供された。
あ〜、どのお宅も本当に素晴らしいお料理とおもてなしだった。お料理はもちろんだけど、ホストのホスピタリティが行き届いていると、自宅のパーティーはいつまでも記憶に残る素敵な思い出となる。徹底してゲスト側を楽しんでしまった私でしたが、お家に招かれるってやっぱり嬉しいものだなぁ〜と改めて実感した。楽しかったなぁ〜。皆さん、また是非呼んでくださいねっ!
ハマグリ塚の建設計画【おうちごはん】
我が家のパーティーメニューで初夏の定番と言えば・・・アサリ&ハマグリしゃぶしゃぶ、である。ハマグリで有名な桑名の某店でハマグリしゃぶしゃぶをいただき感動した後、その某店の調味配合を自分好みにちょっとばかりアレンジして、桑名の「大和種」のハマグリをいつものお魚屋さんにオーダーして試作してみたのがおよそ4年ほど前。どうせだったら、桑名のハマグリだけじゃなく、知多のアサリを前座にして、アサリとハマグリの両方をしゃぶしゃぶにしちゃおうと思い立ったわけである。つまり、名古屋を真ん中に、伊勢湾と三河湾の恵みを一度にいただくお鍋というわけだ。冬のしし鍋と違って、アサリ&ハマグリの時期は比較的仕事がヒマなシーズン(それにしても今年はヒマ過ぎましたが)ということもあり、5月から6月は「例の鍋まだ〜?」と友人たちからラブコールがかかる。今年は記録を伸ばして、なんと全部で10回も開催してしまった。一人あたりアサリ10個&ハマグリ10個を用意し、大体5〜6人で催すので、合計するとアサリもハマグリもそれぞれ500〜600個は我が家で食されたことになる。こうやって計算してみるとすごい数だ。
毎年我が家で食している友人の一人がマジメな顔をして言った。「一般家庭でこれだけアサリとハマグリを消費している人なんていないでしょ。商売屋さんだと供養塔とか建ててるじゃない?あなたもそろそろハマグリ塚でも建てたら?」なるほど、確かにアサリとハマグリから恨まれてもいいほどに大量消費している我が家。そう言われてみると、このお鍋を食べた後の生ゴミは貝の匂いがすごいし、しゃらしゃらと貝同士が擦れ合う音もうるさい。匂いはすぐに悪臭に変わるし、音がやたらうるさいなぁと思っているとゴミ袋が破れていたりする。アサリ&ハマグリたちは食された後もなお、自らの存在感を必死にアピールしているとも受け止められる。ううむ、来年あたりからハマグリ塚の建設計画でもたてないと、ハマグリお化けにいじめられちゃうんだろうか、と子供っぽい妄想にかられながら今シーズンを終えた。
↓今年こそすべて記録写真を撮ろうと思ったのに、残っているのはこの3枚だけ。確か去年も同じことをコラムに書いていた記憶があるけど、要するに成長なし、であります。
アサリとハマグリに合わせて飲んだお酒たちの写真も毎回ちゃんと記録しようと思っているのだけど、結局気づくとこれだけ↓。中にはレア物ワインなどもあるので、やっぱりきちんと記録しておくべきなんだけどね。食べて飲んで楽しむことこそ、食材への敬意だとばかりに、来年もきっと記録できないんだろうなぁ・・・。
まぁそんなわけで、来年はアサリとハマグリの塚を建設すべく思ってますので、我が家に食べにいらっしゃる皆様、建設に積極的にご協力くださいませ。ところで、供養塔ってアサリとハマグリの貝殻をくっつけてタワーにしちゃえばいいのかしらん???