今日の地球

パイナップルの生命力【今日の地球】

二回続けて南国フルーツネタでご勘弁くださいませ。
5月に沖縄へ旅行した時に買ってきた物と言えば・・・。
当然ながらマンゴー、そして八重山パイナップルにも心奪われ、業者買いした。
フルーツショップのお兄さんに
「お客さん、そんなにパイナップルが好きなら、食べた後は育ててあげてね」と言われた。
パイナップルを育てる? しかも食べた後に?


左が食べる前。
右が食べた後。
そのお兄さんによると、実を食べてから、切り口を少し乾燥させ、
鉢に入れて土をかけてやれば、自然に根付くそうである。


そして、こちらが、今日現在の姿。
一部傷んでいる箇所があるけれど、立派に根をはり、
伸び伸びとお日様に向かって葉が成長しているのがよくわかる。


食用として栽培され、収穫されて売られる運命のパイナップルも、
土と太陽と水さえあれば、こうして立派に生きることが出来るのだ。
生命力って本当にすごいんだなぁ、と鉢に向かってつぶやいてみた。

先週までの怒濤の連続原稿締め切りが山を越え、一息ついているタイミングなので、
そこはかとなく無意味なことを考える晩夏の昼下がり。

忙しければ現実からの逃避行を妄想する癖があり、
暇ができるとついついマイナス思考に走る癖がある。
どちらにしても前向きとか積極的とはほど遠い性格だ・・・自己嫌悪。

パイナップルの生命力を目の前にして、
私も弱音なんてはいていないで、張り切っていくぞぉ〜、と思い直し。

さぁ、前向きな発想でいかなくちゃ〜とパイナップルとにらめっこ。

そうだ、来年はこのパイナップルに実を成らせることを目標にしよう。