徒然なるお仕事

ビビリ者に休みなし!【徒然なるお仕事】


あれ・・・二ヶ月もコラム更新をさぼってしまった。ごめんなさい。
それはさておき、1月4日の夕方、わたしはいま、脱稿したばかりの爽快感を味わっている。なんと清々しい達成感でしょう。しかも、世の中はお正月三が日を過ぎ、明日から仕事始めだというこのタイミングで!
わたしは毎年同じような中途半端な感じでこうして年始を迎えている。広告業界の常で、12月になると春物が動き始めるため、ちょうど年末年始に企画やコピーワークなどが引っかかってくるのである。し・か・も!広告代理店の方々はいとも簡単に「近藤サン、コピーは年始にもらえればいいからね。ボクが年始に出社してパソコン開けたら、原稿が届いてればいいから」とおっしゃる。それでも、年末に抱え込んだ案件を年内にきちんと片付けられる優秀なコピーライターやプランナーは、悠々とお正月を過ごしていると思うのだけど、グズなわたしは年内に別のことに時間を費やしてしまうので、どうしてもお正月休みに原稿書きやら企画書づくりをすることになる。


年内に取りかかる別のこととは・・・。ビビリ性のわたしは、年明け早々に動く取材ものの準備を年内に段取りしてしまうのである。年が明けてから準備したって十分に間に合うであろう細々とした連絡や資料集めなどをどうしても年内にやっておかなければ気が済まないのだ。加えて、人海戦術が必要な友人の仕事を手伝うことにもなり、ますます原稿書きの時間がなくなる。原稿や企画書を書くだけなら自宅で休みに入っても出来るので、つい「お正月に書けばいいや」と思ってしまうのだ。我ながら、なんとビビリ性のことよ。情けなくなる。


実家に戻って、うだうだしながら原稿書き。
姪っ子の愛猫シンバに
時々遊んでもらったり。


一緒にお昼寝しちゃったり。


いただきもののお酒を
時々ちびりちびり。
シンバと一緒に呑んだり・・・嘘。


とまぁ、そんなわけで、2015年もこんな感じでゆるゆるとすでにスタートしております。ビビリ性には休みがない、と割り切って、今年もプランニングやコピーワークに励みたいと思います。あ、わたしはビビリ性なので段取りがきちんと出来ていないと自分が許せなくなるだけでなく、準備が整っていない仕事現場が大嫌いです。が、そういう現場に居合わせてもなるべく怒らず平常心でのぞめるように努力します←嘘。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


これは今年の年賀状。
文章/近藤マリコ
写真/川嶋なぎさ
デザイン/池上貴文
モデル/某イラストレーターのご母堂に無茶ぶり
ロケ協力/料亭か茂免さんにバーターで無茶ぶり