徒然なるお仕事

今年も!白練りショコラ!【徒然なるお仕事】


はーい、今年も巷にはバレンタインがやってきています。女性から男性への愛の告白をする日、だと思ってる人は、おそらく50代以上の一部の人じゃないかしらん。今やバレンタインのチョコレートは、男女を問わずスイーツ好きにとっての一大イベントなのである。アムール・ド・ショコラ(愛のチョコレート)と銘打って日本一の売上を誇るジェイアール名古屋タカシマヤのバレンタインは、男性へのアムールではなくって、自分へのアムール。つまり自分を愛する人のために多くのチョコレートが捧げられる祭典、と私は解釈している。


そういうわけで、今年も思い切り商品広告でございます。数年前に商品開発とプロデュースのお仕事をさせていただいた「白練りショコラ」のコマーシャル。岐阜市の鮎加工品専門店および鮎専門料理の「泉屋物産店」の洋風新商品の一つで、鮎の熟れ寿司のご飯の部分を再利用し、熟れ味をチーズに見立て、チョコレートを開発したもの。フランス料理「ヴァンセット」の青木シェフの監修のもと、試行錯誤を繰り返して出来上がったチョコレートは、ちょっとオトナ味。珈琲や紅茶というよりもブランディーやデザートワインによく合う味わいとなって完成した。私は商品開発そのものと、商品のネーミング、パッケージデザインまでを担当し、無事新商品として世に出すことができたというわけで愛着もひとしお。
さらに、商品開発と新商品販売を無事に済ませた頃に嬉しい発見があった。なにげなく本を読んでいたら「白練り色」という名前が日本の古い伝統色に存在していることが分かったのだ。ちょうど有田焼の乳白色のような深い色のことを白練り色と呼んだらしい。自分で作り出したと思い込んでたネーミングが、実は昔の色の名前だったなんて、嬉しいような恥ずかしいような不思議な気持ちになったのだった。
というわけで、以下、白練りショコラのコマーシャルです。お酒好きの皆様、ぜひ今年のバレンタインは白練りショコラをお試しくださいまし。
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白練りショコラは、泉屋物産店(岐阜市)本店・webにて販売されています。
6個木箱入り、1,260円。
ちなみに、商品開発の時に一緒に売り出した他の洋風商品もぜひぜひお試しを。白熟クリームと鮎のリエットです。ワインにピッタリでございます。
泉屋物産店のwebはこちら