徒然なるお仕事

くっそ〜、Macめ!【徒然なるお仕事】


と、お下品な言葉を吐きたくなるようなプチ事件が金曜日に起こった。水曜日にインタビューした仕事を木曜の夜のうちにさっさと原稿にまとめて、一晩寝かせて金曜の朝に見直し、微調整をほどこして代理店へと原稿を送信するはずが・・・。

金曜の朝、パソコンを立ち上げると、なぜだかその原稿が見当たらないのである。普段、制作途中の原稿ファイルはデスクトップで保存することにしているので、いつも新規原稿を保存する時の場所指定は「デスクトップ」にしている。その日の原稿も同じ作業をした覚えがあり、さらに原稿の形式を2004年wordに置き換えた(代理店の方が2008年バージョンを持っていないといけないので)記憶もある。つまり、間違いなくそのファイルはMac上で保存されているはずなのだ。

なのに、ない・・・・。ないったら、ない。

もちろんファイル名と内容の両方で検索を何度も試みるが、検索結果はゼロを表示する。おかしい。おかしいったらおかしい。


金曜の朝一番に代理店の方から原稿アップの確認電話があったので、「もうほとんど出来上がってますよ〜。午前中には間違いなく送ります」と軽口をたたいてしまったというのに、その原稿がどうやって探してもないのである。時間を見たら10時半。・・・・焦る。焦るったら焦る。

今から必死で原稿を作成しなおすか、それとも検索作業をこのまま続けるか、あるいは代理店に電話して事情を説明して時間の猶予をいただくか・・・。

その日は、我が家近くのスペイン料理レストラン「ラ・フエンテ」にてビジネスランチという名のガールズトーク(ガールズって年齢じゃないけどっ)の約束があり、幹事の私は5分前には行かなくてはならない状況だった。どうしよう・・・と考えていたらあっという間に11時になってしまった。


というわけで、恥をしのんで代理店に電話し、正直に事情を説明することにした。代理店のKさんは一瞬「えっっ?」と驚いていたが、「いいですよ〜夕方までで」と優しくおっしゃってくださった。ふ〜、冷や汗たっぷりかきました。

インタビュー内容と自分が書いたコピー構成を思い出しながら、再度作成に挑むことになったのである。ビジネスランチをはさみ、焦る心をおさえながら、なんとか前日に書いた内容とほぼ同じ原稿をアップさせ、無事送信・・・。Kさん、ご心配おかけして、おまけに時間の猶予もいただいてしまって、本当にすみませんでした!


それにしても、どうしてなくなってしまったんだろう。「ゴミ箱」の中にも、「昨日使った書類」の中にもその原稿ファイルはなかった。消えた、のである。どなたかMacに詳しい方、私の消えたファイルについて、教えていただけないでしょうか。
もしも、これからも原稿ファイルが消える可能性があるとしたら、怖くて原稿書けなくなるじゃありませんか。まぁ、毎日マメにバックアップをとればいいんですけど・・・。


というわけで、日本全国の人々が真央ちゃんの銀メダルに涙している頃、私は必死にMacに向かって、二度目の原稿作成をしていたわけなんです。これから何度も繰り返し映像が流れるであろう真央ちゃんの演技は、普通の人々とは違った感慨となって私の記憶に留まることになるでしょうね。「あの時、私は二度目の・・・涙・・・焦り」という感じでね。

それにしても残念でした〜真央ちゃん。私の妄想によると、キムヨナ側の隠密からゴルゴ13に依頼があり、真央ちゃん演技中のスケート靴に「氷で出来た弾丸」を狙撃してジャンプを失敗させたに違いない。私の姉によると、キムヨナ側の隠密は審査員全員に高級キムチを手渡したんじゃないかと言っていた。さて、妄想の姉妹対決、どちらに軍配が上がるでしょうか。

フィギュア話題でついでにもう一つ。
私の個人的なアスリート好みとしては、4回転ジャンプを飛ばずに金メダルをとったライサチェク選手よりも、「本当は自分が金メダルのはず」と豪語しているというプルシェンコ選手よりも、4回転に挑んで失敗したけど銅メダルの高橋大輔選手が、日本人というひいき目を差し引いても、一番カッコいいと思った。皆さん、いかがお感じでしたか?