えとせとら

梅の精 桜の詩【えとせとら】


本日より3/28まで、名古屋・栄の地下街セントラルパークにあるセントラルギャラリーで、カメラマン池田史郎氏の個展が開催される。タイトルは「梅の精 桜の詩」。史郎さんが何年にも渡って撮影した梅や桜など、日本の里山の美しい風景を圧倒的なスケールで観ることができる。池田史郎さんは、名古屋の広告カメラマンとしてはすでに重鎮で、スタジオワークのご意見番でもある。はじめて会う人は多分小難しいという印象を持つと思うけど、実際にお話していると結構というかかなりお茶目な人なのだ(奥様の敏子さんがこれまたサイコーにお茶目で可愛い方!)。ところが、今回の作品はご本人の印象とは少し違って、マジメに美しい。圧倒的な花の美しさを史郎さんが黄金比率に切り取ったもので、作品を見せてもらった時は思わず「きれい」と言葉をもらしてしまった。史郎さん曰く、「春の花は、どんな人の顔をも笑顔にする」ので、その花の美しさをなんとか写真におさめたいと思ったそうだ。



この個展に出展されるのは、花の写真が39点。そして、写真に添える文章を私が書かせていただいている。史郎さんの美しい作品にふさわしい文章が書けたかどうか、少し不安はあるけれど、皆様、お時間がございましたら、あるいは「久屋大通」駅で乗降されることがあったら、あるいはセントラルパークでお買い物されることがあったら、セントラルパークの一番北側のセントラルギャラリーにて3/28まで開催されているので、是非足をお運びくださいませ。
ちなみに2年前、私もこの同じ場所で、フランスの食事情やビオディナミワイン畑を訪ねた旅をエッセイにして発表した「美味しフランスぶらぶら紀行」を開催している。あれも4月のはじめの頃でまだ花冷えの寒い時期だったことを懐かしく思い出しつつ、今日、会場をぶらぶらしていた。