えとせとら

女子会続き!【えとせとら】

先週から今週にかけて、〆切に追われる毎日を過ごしつつも、夜は親しい人たちとの会合が相次いだ。暇だと言われる広告業界もさすがに年末はバタバタしたからか忘年会がほとんどなく、その分、今年は新年会が妙に多かったような気がする。数々の会合の中でも、特に記憶に残っているのが「女子会」である。文字通り女性ばかり、気の置けない人が集った食事会だった。


これは、おねえさまお二人とご一緒した女子会。直美おねえさまと美紀おねえさま。場所は新栄の勝手屋。相変わらず何を食べても美味しかった〜。お二人は何十年にも渡る親友同士で、私が親友の会に特別参加させていただいた。


私よりもほんの少しおねえさまのお二人とは、マシンガントークあり、涙あり、笑いあり(笑いが一番多かった)で、勝手屋がお店を閉めるぎりぎりまで楽しく時間を過ごすことができた。さすがに40も過ぎれば、仕事先では年下の人を相手にすることが多くなってきたこのごろだけど、おねえさまと一緒の時間は心のどこかで甘えてしまうらしく、気持ちも楽だったからかお酒は進み、時間経過と共に確実に加速度的に酔っぱらっていった。話題は恋バナからバブルの懐かしい想い出話まで。厳しい時代をたくましく生き抜くお二人のお話を聞いていて、私も頑張らなくっちゃと酔った頭で考えつつ、歩いて帰途についた。多分、知らない人が見たら、あぶなっかしい千鳥足で酔っぱらいの四十がらみだっただろうな〜、と少々反省。


そして今週、我が家にて開催した女子会は、名付けて「男前女子会」。お仕事でご一緒する女性陣の中でも、あっぱれな小気味良さや見事なさばきでとりまとめていく姿が印象的なOTさんお二人(イニシャルトークにしてみてはじめて気づいたけど、お二人ともイニシャルがOTだ!)と、我が家のお隣さんである由美さん(彼女も見た目と違ってなかなか男前)をお見合いさせる会だったのである。それぞれが初対面ということもあり、我が家だったらすぐに場も和むかと思い、拙宅での開催となった。


これは女性4人でその夜平らげたお酒たち。
料理は和食に極めて近い中華とお伝えしてあったので、
皆さんにお酒を持ち寄っていただいたのだが、
純米酒を選ぶあたり、なかなか男前、でしょ?


前半は和食、進むにつれて中華に変貌していったメニュー。
お肉は、ちょっと不思議な食感のマリコ酢豚!
(と言っても、私が酢豚になったわけではござんせんよ)
これにロゼのカヴァがよく合ってました〜。
最後は麻婆豆腐を食べられるだけ炊きたてご飯にかけて!とお出しすると、お鍋いっぱい作ったはずの麻婆豆腐が見事になくなった。食べ方も男前!こういうのって、作った甲斐があると言うか、本当に気持ちの良いものですね。


どちらの会でも話題になったのは、最近の草食系男子や、男前と言える女性が多くなったことだった。皆さんとお話する中で思ったことは、男前と言われていても、彼女たちは決して「男まさり」ではないということ。むしろ女性らしいきめ細やかな心配りができ、てきぱきと仕事をこなしている。時に侠気あるなぁと思えるほどの決断力や行動力を発揮するので、それが男前と映るのである。結局、男性と女性の区別なく、人間の魅力として、それが男前と表現されているだけなのだ。
世の男性諸氏、どうか誤解なさらないで聞いてください。男まさりと男前は違いまするぞ。むしろ男前な女性ほど、内面は女性らしくて美しい人が多いような気がします。そういう内面を理解される男性が少ないようでそれが残念でもありますが。前述のOTさんはお二人とも花の独身。どなたか紹介を希望される方があれば、ぜひご一報を。またいつでも「男前女子会」を開催いたしますので!(念のため申し上げると、私も花の独身ですがっっっ)