200字で綴る美味の想い出

谷中魚善 東京・懐石【200字で綴る美味の想い出】

谷中にひっそり佇む懐石料理のお店。地味というか通好みの場所が、このお店を必要以上にメジャーにはしないだろう。料理も場所も雰囲気も、主張しすぎず心地よい。最初から最後まで訪れる人が主役になれる。そして、時代のふるいにかかった料理屋には名物の女将がつきもので、大正から続くこの店にも話の上手な大女将がいる。いつだったか娘さんが近江に嫁いだ話を聞き、その語りのあまりの面白さから近江に興味がわいて小旅行へと繋がったことがある。



※いわゆるグルメブログは、多くのブロガーの方々にお任せするとして。ここでは、愛してやまないお店、あるいはたった一夜の素晴らしい記憶について、200字の文章で綴りたいと思います。お店や写真のデータなどは記載いたしませんので、来訪希望の方は申し訳ありませんがご自身でお調べください。