200字で綴る美味の想い出

満嬉多 静岡・鰻【200字で綴る美味の想い出】

名古屋のカリカリ鰻好きにはおすすめしないが、江戸前の蒸し鰻がお好みの方には召し上がっていただきたい。井戸で一週間ほど活かされ、くさみが完全に抜けた鰻は、注文を受けた後に手早くさばかれる。備長炭の炭火でゆっくりと白焼し余分な脂を落としてから、今度は蒸しに。身と皮をふっくらと仕上げ、たれをつけて供される。この間に要する時間は約30分。丁寧な手間をかけられた鰻は、井戸水で炊かれたツヤツヤご飯の上にのせられ、卓上へ。


※いわゆるグルメブログは、多くのブロガーの方々にお任せするとして。ここでは、愛してやまないお店、あるいはたった一夜の素晴らしい記憶について、200字の文章で綴りたいと思います。お店や写真のデータなどは記載いたしませんので、来訪希望の方は申し訳ありませんがご自身でお調べください。