一杯の幸せ

もっと地酒の会〜第2回定例会【一杯の幸せ】

昨年クリエイター仲間ではじめた「もっと!地酒の会」。日本文化の源でもある日本酒をもっと知りたい。日本酒離れをくいとめたい。オヤジが飲むお酒は日本酒がやっぱり似合うじゃないか。そんな思いをそれぞれ語り合ううちに自然発生的に発足した会だった。その第2回定例会が、来月、おひな祭りの夜に開催される。

今回の蔵元は、北海道の高砂酒造さん。
高砂酒造さんは、前身である小檜山酒造店時代から一世紀の長きにわたり、旭川で地酒を生産し続けていらっしゃる。淡麗辛口の「国士無双」と言えば、日本酒好きな方はピン!とくるのだそうだ(お恥ずかしながら私は無知でございました)。国士無双、なんて名前からしていかにもオヤジっぽくていいじゃないですか。オヤジが何もしゃべらず、黙って飲むのに似合いそう。かく言う私も、実はピチピチの若いお嬢さんだった頃、日本酒を飲んで息が臭くなるオヤジが大嫌いだった。それは日本酒が嫌いだったわけではなく、日本酒を飲んで愚痴っぽくなったり説教くさくなるオヤジが嫌いだったんだと思う。だから、やっぱりワインよね〜などとしゃらくさいことを言っていたわけだ。だけど、今となっては、日本酒を飲んで愚痴りたくなる気持ちも、説教したくなる気持ちもよぉくわかるお年頃になってきた。それに、日本料理にはなんといっても日本酒が一番よく合うということも、数多くの体験から(失敗も含む)学んだのである。日本酒は、人生をちょっとわかってきた頃に飲むと似合うのかもしれませんね〜。飲む方も熟成が必要なのかもしれない。というわけで、こんな話もしつつ、盃を傾けようではありませんか。今回から地酒の会専用のおちょこやグラスも用意しているので、乞うご期待!

日時/3月3日(木) 午後7時30分〜9時30分頃
場所/手打ちそば・小料理「和蕎楽」(わそら)
※詳細・申込はホームページよりご覧ください。(あるいは私に御申し込みいただいてもOKです)