一杯の幸せ

もっと!地酒の会【一杯の幸せ】

先日このコラムで発表した逸品もっとよくなるプロジェクト。その活動スタートを飾るイベントが決定したので、ここにご紹介させていただく。

その名も「もっと!地酒の会」。

なぜ日本酒か、なぜ地酒か、というと・・・。我々プロジェクトの「日本の地方」の魅力を掘り起こしたい、もっと地方の良さをアピールしたいという切なる思いに端を発する。地方の面白さを知れば知るほど、日本酒文化と出逢うことになるからだ。そう、日本酒は昔からハレの席のものだった。神事はもちろん、冠婚葬祭、祝事、特別な寄り合いの場に、昔のオジサンたちは一升瓶をぶら下げて出掛けたのである。それはビールでもワインでもなかった。

「じゃあ、そんな日本酒文化を身近に楽しむ会を始めてみようか!」プロジェクト主宰者の岡田氏のこの呼びかけに、地酒の会開催が決まったというわけ。(単純といえば単純な理由ですけどね)

とは言っても、私たちがやりたいのは、よくある「利き酒の会」でもなければ「蘊蓄を傾ける会」でもない。日本酒がその地の文化にどんな風に根ざしつつ発展したのか(つまり商品コンセプト)、その地域の特性を日本酒づくりにどう活かすのか(つまり商品開発)、広告屋の視線を入れつつ、そんなことを皆で意見しながら、季節の料理と地酒を楽しみたいのである。

そして、そんなプロジェクトの考えに早速共鳴してくださり、第一回の会合に日本酒をご提供いただくことになったのは、岐阜県各務原市の酒造メーカー・小町酒造さん。長良川の伏流水で仕込み、蔵内にシンセサイザーの自然音楽を流し、酵母を育てるという「清音発酵仕込み」でも知られている。

どうです?面白そうでしょ???なんだか参加したくなってきたでしょ???
そんな視点で日本酒を味わってみるっていいな〜、楽しく面白い話をしながら日本酒を知りたいな〜、しかも美味しい季節の料理も味わえるなんて素敵だな〜、と思った方、ぜひぜひご参加くださいまし。あくまでも初心者向けの会なので(なんてったって主催者自身が初心者ですから)、皆様のお気軽なお申し込みをお待ちしております。(万が一、定員になっちゃってたら申し訳ござりませぬ)

日時/10月22日(金)、午後7時30分〜9時30分
場所/手打ちそば・小料理「和蕎楽」(わそら)
   (伏見駅より徒歩5分程度)
会費/5,000円
申込/プロジェクトホームページより申込ください
   (或いは私に直接メールくださっても結構です)
http://www.episword.co.jp/jizake/mail.html