着物だいすき

春のお着楽会【着物だいすき】

先週のこと。広告業界及びその周辺業界のキモノ好きが、キモノを着てお食事と会話を徒然なるままに楽しむ、その名も「お着楽会」が催された。今回の幹事さんは、名古屋の重鎮スタイリスト、原結美さん。結美さんと言えば、黙っていればしっとり美しいマダム。でも実はとってもオトボケキャラが可愛らしいお姉様である。そのオトボケ結美さんが今回会場に選んだのが、イタリアンの「ラ・ベットラ」だった。予約がなかなかとれないことで有名で、今回の予約はなんと2ヶ月も前に入れたもの。春は桜の頃にやりましょう、というのがお約束だったので、開花予想など出る前から日にちを決めてお店の予約をとるなんて、よほどじゃないと桜とのタイミングがうまく合わない。と・こ・ろ・が、2ヶ月も前にセッティングしたにも関わらず、ばっちり桜が満開の下でのお着楽会開催となった。ブラヴォー、結美さん。


んなわけで、お食事会の前に私が向かったのは、ラシック一階のお花展。当日お昼頃に結美さんから携帯メールが入り、お花展でお茶のお手伝いをしているからお客さんでいらして〜、とのこと。お茶の先生の粋なお計らいで、急遽、結美さんのお点前に私がお客さま役でお茶をいただくことになった。ね、こうしてお点前されているところなんか、良家のマダムですよね。


こちらは、この日、結美さんがお召しになっていた「お羽織」でございます。黒い無地に花柄のとっても可愛い裏地をつけて、背にバラの刺繍紋!そしてなんと、この裏地はお洋服の生地なのだそう。バレンティノだったかな?お洋服用のシルクをキモノにアレンジしちゃうなんて、さっすがスタイリストさんです!これなら、着ている時は袖口からちらりと見える程度だけど、脱いだ時にはじめて可愛い裏地の全貌が見える。粋なオシャレですよね。脱いだらスゴいお羽織というわけ。


こちらがこの日のメンバー。皆さん、とってもオシャレさんで、着付けもお上手。ぐすぐすの着付けしか出来ない私はため息まじりに皆さんのおキモノ姿を拝見していた。ヘアメイクの村上由見子さん(左から2番目)は、撮影でモデルさんにキモノを着付けることもあって、いつもカンペキな仕上がりなのだ。毎回、おしゃべりについつい夢中になってしまって、肝心のキモノ話までたどり着かないのだけど、次回は是非、着付けのポイントやらキモノの知識やらを皆さんから教えていただきたいと思っている。あ〜、それにしても今回も泉1丁目に出没するガーベラちゃんの正体について、すっかり盛り上がってしまいましたね。
ちなみに次回はユカタの時期。昨年は屋形船でクルージングを楽しんだので、今回は何か趣向を凝らそうという話になっている。皆さん、何か良いアイデアございましたら、ご一報くださいませ。サイコーにヒートアップさせるには、ガーベラちゃんにユカタを着て参加してもらうことだと思うんだけど、由見子さん、どう思いますか???